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講師プロフィール

痛くない鍼の基本的な打ち方を触診、押手、切皮、刺入と、工程に分けて、それぞれの身体動作を詳しく解説。

以下、準備中

押手圧を一定に保持して痛くない鍼を打つ練習

鍼を痛くなく、不快なく打つためには重要な点。それは、如何にして押手圧を一定に維持できるかです。

熟練者の鍼は、触診→押手→挿管→脱管→刺入→離脱までの連続的な動作において、押手圧が均一に保たれている。

一方、初学者の鍼は、途中で上下圧が抜けてしまったり、切皮痛をお知れて押手を強く押し込み過ぎてしますことがあります。

車の運転も、急に加速したり、いきなりブレーキを踏まれると不安になりますよね。鍼の打ち方も同じです。

是非、鍼を打つ際、左手の押手の圧を最適に、かつ一定に保つよう意識してみてください。

押手圧は、かなり感覚的なので、ここでは「デジタル計量器」を使用して、押手圧を数値化(g)しながら、練習していきたいと思います。

【課題】

  • どれくらいの押手圧が最適か?
  • 押手圧を一定に保てているか?

ちなみに、私の標準押手圧は200g~300gぐらいです。ポイントは、圧の重さというよりも、

尚、押手圧は、患者さんの皮膚や筋肉の質、鍼を打つ部位によって、かなり異なりますので、あくまで、標準値(ニュートラル)を掴んでください。